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調査リコールとリコールの違いについて。 [リコール関連の意味]

自動車部品大手であるタカタのエアバッグ問題でリコールの話題が相次いていますが、
自動車メーカーのマツダは日本国内でも約5万台の調査リコールを行うことを決めたという
ニュースがありました。

調査リコール?
通常のリコールと違うの?

素人目にはちょっと微妙なニュアンスでわかり難いですね・・・。
ということで調べてみました。

問題の原因が判明したことを受けて対処をするのが通常のリコールですが、
調査リコールというのは、不具合の原因は確認されていないけれども
問題が発生する恐れがある中で原因究明の調査の為に実施される対応のようです。

なによりもまずユーザーの安全を第一に考えた対策と言えます。
メーカー側にとっては負担が大きくなりますが、妥当な対策だと思います。


で、今回発表されたマツダの調査リコール対象車種は?

2004年~2008年製造の「アテンザ」「RX-8」の2車種
約5万2000台だそうです。

ちなみに、アテンザはアメリカでは"マツダ6"という名前のようです。(^^


そして、ダイハツ工業も自主的な回収、調査を行うと発表しており、
こちらは対象車種は明らかになっていないのですが、ユーザーが不要になった車を
店舗で回収してエアバッグの安全性を調査するようです。


■国内のリコール台数状況

タカタのエアバッグが原因のこれまでの国内リコール台数ですが、
その波及状況を見てみると・・・

計算してみると、305万台。大変な数字ですね。

内訳は
トヨタ 123.5万台
本田 117.5万台
日産 48.9万台
BMW 10.7万台
ダイハツ 2.7万台
マツダ 1.6万台
その他 0.1万台



これらに加えて、今回始まった調査リコール分があるということです。

本田 13.4万台
マツダ 5.2万台

これだけの車を回収することにどれくらいの時間がかかるのでしょうか・・・


まさに拡大を続けるタカタのリコール問題。
水面下で何が起こっているのでしょうか。

今後も状況を追っていきたいと思います。
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